ボトックス注射は、強い歯ぎしりのある方にオススメの治療法です。強い歯ぎしりに対しては、咬筋というエラ部分の噛むための筋肉へ注射しますが、筋肉が委縮することにより、相乗的にエラ部分が目立ちにくくなる、小顔効果も期待されます。


なぜ、歯ぎしりやエラに効果があるのか?

ボトックス注射

ボトックス注射

ボトックスの主成分である「ボツリヌストキシン」という成分は、筋肉を動かす神経伝達物質(アセチルコリン)の分泌を抑える効果があり、筋肉の働きを弱められることがわかっています。噛む筋肉(=歯ぎしりをする筋肉と同じ)の働きを弱めることで、歯ぎしりの改善が期待されます。


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さらに、筋肉の働きが弱った状態が持続することで、結果的にエラ部分の筋肉が萎縮し、目立ちにくくなり、小顔効果も期待できます。




基本的な治療プラン

当院では、1回に左右合計で33単位を約2週間ごとに3~6回注射します。(1回の施術時間は10分~20分です)
※注射量・治療回数は、症状に応じて適宜増減します。



ボトックスの副作用・デメリット

1.注射時の痛み・刺入部の腫れ・内出血

他の注射と同様、これらが生じる場合があります。当院では、なるべく痛くないように、施術前に塗り薬の表面麻酔を行っております。また、内出血が出現することもありますが、通常、時間と共に、1週間ほどで消えていきます。


2.アレルギー反応

稀ですが、ボトックスに敏感な方では、体が異物と察知して、アレルギー反応が生じ、肌の赤み、かゆみなどの症状が現れることがあります。過去にボトックス治療で異常があった方は必ずお申し出ください。


3.噛む力が弱まる

エラ部分へのボトックス注射では、噛む時に使う筋肉を弱めますので、食事中に噛む力が弱まったと感じることがあります。施術後約1週間程度、硬いものが噛みにくかったり、違和感を感じることもありますが、徐々に慣れていくことがほとんどです。


4.頭痛がする

ボトックス注射をすると、使うお顔周りの筋肉のバランスが変わり、今まであまり使っていなかった筋肉を使うことで、稀に、頭痛・倦怠感を感じる方もいます。徐々に改善することがほとんどですが、症状が気になる場合は、担当医に相談しましょう。


5.皮膚にたるみができる

お年を召した方や、皮膚が薄かったり、弾力が少ない方の場合、筋肉が緩むことで、表面の皮膚が余ってたるみが出ることがあります。


副作用が出現した場合、必要に応じて、適宜、医科と連携し、対応します。



ボトックス治療を受けられない方

  • ●妊娠中・授乳中の方
  • ●ヒト血清アルブミンに対してアレルギーのある方(ボトックスの添加物にこちらが含まれます)
  • ●Lambert-Eaton症候群、重症筋無力症など、神経筋接合部における疾患がある方 など

内服薬がある場合に注意してほしいこと


  • ●抗菌薬(テトラサイクリン系・リンコマイシン系・アミノグリコシド系)
  • ●精神安定剤(ベンゾジアゼピン系)

これらは、ボトックスの作用を増強する可能性がありますので、服用中のお薬がある場合は、担当医にご相談ください。



動画でもご覧いただけます


治療費

治療内容 価格
ボトックス治療 1回 11,000円(税込)




 

 

米沢歯科クリニック


〒770-8055
徳島県徳島市山城町東浜傍示番外17
アクセス・地図はこちらから

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【診療科目】
一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科

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一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科

 

診療日時表

 

【2024年4月の休診日】 【2024年5月の休診日】
3日(水)、10日(水)、14日(日)、17日(水)、24日(水)、28日(日)、29日(月・祝) 3日(金・祝)、4日(土・祝)、5日(日・祝)、6日(月・振替休日)、12日(日)、15日(水)、22日(水)、29日(水)